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2006-05: 闘劇06 FINAL
当日予選 1回戦 2回戦〜準々決勝 ベスト4 結果&総括


■結果&インタビュー
ということで表彰式です。優勝者には「闘劇覇者」の称号と鉄拳王特別エンブレム、
そして賞金10万の目録とPSPソフト「鉄拳DR」などが授与されました。おめでとう〜。
会場の暖かい拍手に、うわーユウ君泣いたーとかいう軽くハプニングもありました。
そして大健闘を演じた準優勝者、こちらも皆満足げな表情でその栄誉を
噛み締めていましたね。本当に長い一日でした。皆さんお疲れさまです。

ということでまずはトーナメント表、そしてベスト4の方々にインタビュー。
ご覧ください。


青チー(あお天のKEN)さん、恐縮です!
ベスト4:北海道・東北 A-2エリア代表
『あお天のKEN』
左:青チー(HWO)
中央:KEN(JUL)
右:蒼天(YOS)
●ベスト4おめでとうございます。本戦の感想を。
全国の強いプレイヤーが一同に集まる大会って鉄拳は闘劇だけなんで、
色んなプレイヤーの試合を見れたのがすごい刺激になりましたね。
特に今回は韓国からも強豪が来ていましたし。本戦に関しては、壇上までは
あまり出番がなかったので、ミスターと直接対決したことぐらいしか
覚えてないですね〜。

●壇上での気負いなどはありましたか?
壇上に上がれただけでも十分満足できる結果なので、あとは試合を盛り上げて
楽しむことしか考えてませんでした。準決勝は自分が大将だったんですが、
相手チームの大将のユウ君まで引きずり出せなかったのが悔しくて
今でもたまに思い出したりしますね。

●団体戦ということで何か感じたこと、またチームメイトへのメッセージを。
最初自分は闘劇にはあまり興味がなくてチームに誘われても断ってたんですが、
蒼天さんに説得されて渋々出場した栃木の予選で負けたことで
考えが変わりました。以下はその時の日記の抜粋です。手抜きですみません(笑)

〜〜〜
エリア決勝は6チームだった。
実力で言えばうちのチームが1番強かったと思う。
けど、優勝することができなかった… 本当に悔しい。
蒼天さんとKENさんは後ろから見ててよくわかるが、
本当に強いと思う。
是非とも全国の代表として闘劇の舞台に出るべき人達だ。
今回は残念な結果に終わってしまったが、オレはこの2人を
闘劇に出場させるためにこれからも頑張ろうと思う。
〜〜〜

と奮起した次の宮城の予選では見事権利を取ることができて
この時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。また本戦では壇上まで2人のおかげで
行けたようなものなので、予選から壇上まで色々と楽しい経験をさせてくれて
チームメイトの2人には本当に感謝してます。
いつかまた「あお天のKEN」で大会に出たいですね。
色んな意味でバランスの取れた本当にいいチームでした。

●ファラン界の長嶋と王とも言うべきミスターさんと青チーさんなんですが、
長嶋ことミスターに何かひとこと!

いいかげん空中コンボをミスらないようにしてください^^
まあ真面目な話をすると、ミスターのおかげで強くなって闘劇に出れるような
プレイヤーになれたのでとても感謝してます。また大会でミスターと
直接対決がしたいですね。周りが異常に盛り上がるので(笑)

●あなたにとって鉄拳とは?
お金のあまりかからないある種のスポーツみたいなものでしょうか。
別にやってても周りの人に自慢できるわけでもないし体が鍛えられるわけでもない、
けどちょっと頑張るととても楽しい経験ができたり色んな面白い奴に会えたり、
あとは何故か全国のすげー美味いものが食べられたりします(笑)

マタドール(ギョーザ2人前)さん、恐縮です!
ベスト4:近畿 E-3エリア代表
『ギョーザ2人前』
左:たいぞー(FEN)
中央:メンストリュウ(HEI)
右:マタドール(GAN)
●ベスト4おめでとうございます。本戦の感想を。
やっぱ優勝しに行ったから負けてすげー悔しいね。優勝出来るチームだと思うし。
でも全員仕事したしスッキリしてるって部分も大きいかな。
もっと檀上でやらかしたかったってのはあるわ(笑

●壇上での気負いなどはありましたか?
やっぱ無いって言ったら嘘だろうね。
基本的に俺が大将やってたわけだけど、埼玉との試合でダイパンには負ける気
しなかったから行こうかな?とかも思った。けどいろいろ考えてしまって自分から
「行くわ」って言えなかったのは、檀上で少し弱気になってた
自分がいたなと感じたね。

●団体戦ということで何か感じたこと、またチームメイトへのメッセージを。
やっぱ大会はチーム戦の方が楽しいなあ、ということかな。
あとチームについては1番出たかったチームだし、それで1番話題性もあった
チームだし。最高だったわ。

●マタドール杯を主催されるマタさん。これからの期待などはありますか?
やる気がある奴が活躍したり、注目されて伸びたりする場を作りたかったってのが
まずあったんだね。やる気はあってもぶつけ所が無かったし。
大きい大会なんかで皆で交流しつつも良い感じに各地域でプライドを持って
ぶつかり合えれば良いなと思います。

●あなたにとって鉄拳とは?
なんだかんだで楽しいな(笑
やっぱ交流が広がるのが良いわ。

激鉄(埼玉POPY代表)さん、恐縮です!
準優勝:中部 D-1エリア代表
『埼玉POPY代表』
左:ダイパン(KIN)
中央:激鉄(GAN)
右:ハマハー(LEE)
●準優勝おめでとうございます。本戦の感想を。
自分個人としては十分すぎる出来だったと思ってます。
準優勝という結果は運が良かったってのもあると思うけど、マグレだとは
思ってません。 チームでしっかり実力を出し切れれば、勝てない所は
なかったと思うので。
でも実際にはまさか準優勝まで行けるとは思ってなかったです(笑

●壇上での気負いなどはありましたか?
ほとんどなかったです。ギョーザ2人前にせよノーリスにせよ
前評判で不利だったと思うので「負けて当然、勝てばおいしい」って位の
ちょうど良い緊張感で望めたと思います。
あと、応援してくれる友人の声も聞こえたりして、そういう部分が力に
なってたな、とも思います。

●団体戦ということで何か感じたこと、またチームメイトへのメッセージを。
団体戦は個人戦よりも勝ったときのうれしさは3倍でした。
やっぱり一人で勝ったときより全然うれしいものですね。
でも負けた時の悔しさはそんなに大きくなかったです。信頼してる二人
だったから、こいつらが負けるんだったらしょうがないかな、みたいな。
次に彼らと組めるかわからないけど、機会があればもう一度組みたいです。

ダイパンさんについては…今回の闘劇で一緒に組めてホント楽しかったです。
新潟の予選で、小学生相手にロメロスペシャル決めてガッツポーズして
喜んでたダイパンさんの姿は一生忘れません(笑
またあの大人気ないダイパンさん見たいので、一緒に組んでくださいね!
ハマハーは初戦がいきなり壇上ってのはきつすぎだったよね、っていう。
まぁハマハーの強さは俺が一番よく知ってるつもりだから、次の機会があったら
そん時また組んで暴れてくださいな。 あ、でも試合前にお酒は飲まないでね(笑

●決勝戦を振り返って、どうでしたか?
やれることはやったと思ってます。
ショウ君との大将戦は内容的にはボコボコだったけど、ミスらしいミスが
そこまでなかったと思うので十分満足してます。あ、でもやっぱり
賞金10万は欲しかったなぁ(笑

●あなたにとって鉄拳とは?
うーん、難しいですね…あまり考えた事もなかったので。
でも鉄拳やってなかったら今までできた友人とも出会えてなかったと思うと、
自分で意識してる以上に大きな存在かもしれません。

ユウ(No-Respect)さん、恐縮です!
優勝:中部 D-4エリア代表
『No-Respect』
左:ユウ(FEN)
中央:ジロー(STE)
右:ショウ(DVJ)
●優勝おめでとうございます。本戦の感想を。
ありがとうございます。当日初プレイの相手がセコ神sdzとか拷問でした。
大将戦まで差し込まれてるし、やっぱりショウが唯一負けた相手なんで。
ということであそこが一番緊張したかなというところです。

面白かったのはシゲvsマタドール。どんでん返しがありすぎで熱かったです。
観客の目から見ても浮かせ合いといった展開が一番わかりやすいので、
見てて楽しい試合だったのではないかと。

●壇上での気負いなどはありましたか?
気負いみたいなのはなかったかな、ただEVOの時の準優勝、みたいな。
ああいうなんともいえない悔しさを味わうのはもうイヤだった(笑)

●団体戦ということで何か感じたこと、またチームメイトへのメッセージを。
団体戦はやっぱ成功だったんじゃないかなって感じですね。
次回も団体戦だったらいいなと思います。チームメイトについては…
ジローは間違いなく最強の先鋒だった。必ず一人か二人倒してきてくれたからね。
大会前に酒飲み過ぎてて、「こいつ投げだけで死ぬな…」とか思っていたけど。
逆に良い感じに作用したみたいで良いドラゴニック打ってたわ。
ショウはタピオカ戦の時、野試合みたいにリラックスして動かせてたから
もう心配ないなと思ってました。最後も頼れる大将でしたね。

●世代交代を果たしたことについてはどうでしょう?
世代交代と言っても…もう僕ら22なんで(笑 立派な中堅どこですよね。
だからそういった実感はあまりないです。去年だったらあったのかも
しれないけれど。
ジョイボックスじゃもう高校生とか中学生とかが頑張ってますし、
逆に僕らが世代交代を果たされるのもそう遠くはないはずです(笑)

●あなたに取って鉄拳とは?
出会い系ツールといったところでしょうか(笑)

インタビューでした。ご協力いただいたみなさんありがとうございます。
写真をセピア色にしてんのは著作権を懸念してのセコ技です。
さて総括のほうに移りますか。今回はやはり団体戦ってのが上手く作用して
大会自体良い盛り上がりを見せたのではないかなと思います。
この辺はやっぱりね、終わる時はすぐ終わるゲームだから。団体戦にしないと
見てる側が試合の流れをつかむ前に終わってしまうんですよね(笑
あとはやっぱりキャラ相性みたいなものも顕著にあるゲームっていうのも
ありますから、団体戦にしないと壇上が一部のキャラで埋まる懸念もありますし。
僕も大方の意見であるように団体戦にして成功だったなというのが感想でした。

また前回は王座が海外流出してしまったタイトルということでその辺にも興味が
おかれていましたね。海外勢は今回軒並み1回戦負け、という本来の実力からして
こちらから見てもわかるくらいに不本意な成績でしたが、それはそれ。
勝敗は兵家の常と言うように、大会ってのはそういうものではないかと。
逆に言えば今回優勝したNo-Respectはもちろん戦前の予想でも優勝候補には
挙がるチームでしたが、強ければ強いほど周りからの期待、つまりプレッシャーは
あるものでして、それをはねのけきちんと優勝したことの凄さというのは
やはり敬服に値するものではないかと思います。この後ユウとショウはアメリカでも
活躍してますしね。勝たなきゃいけないトコロを知り、なおかつそういった場面で
高いモチベーションを持って臨める、というのがこのチームに対しての感想でした。

さてハナシを戻しまして、海外に実力の拮抗した相手がいるという部分で
他のタイトルとは明らかに違うこのゲーム、やはりそういった構図が
成り立つっていうのは面白いなと思いました。関東vs関西とかスケールの
小さいハナシはどうでもよくなりますよね(笑
しかしながら結果的にタイトルを取り戻せたという事実は凄く大事だと思ってて、
やっぱりその点については1回戦で見事に出端をくじいてくれた2チーム、
そしてマードック(笑 に感謝をしなければいけません。

見たい見たくないで言えばそれは上がってもらって…っていう展開の方が
面白いんですけどね。それでまた持ってかれては洒落にならないっていうのも
ありましたし。ただこの韓国を倒した2チームは壇上に上がってないから
実はあまり焦点が当たってなかったりするんですよ。国家的ヒーローなのに(笑
ということもありまして別枠でインタビューを取らせてもらいました。

ただこないだのアメリカでのDR大会の結果を踏まえると、もう追われる立場に
なってるんでね、日本勢の一層の努力を期待したいです。次回は次回で
海外勢もきっちり実力を出すべく臨んでくると思うし。今回は結果だけ見れば
1回戦負けでしたが、そこで負けなかったらと思うと紙一重な気もします。
まあ大会にたらればを持ち込むものではないけれど、そういったことも思います。


あと闘劇魂を読んでて思ったりしたのは優勝チームだとジロー、そして
準優勝チームだと激鉄がインタビューに答えてました。しかしながらその
チームメイトについての記述がないんですよね。これはインタビューの趣旨が
違うのでしょうがない部分なんですが、なのでその辺もフォローしたいなと
いうことで「チームメイトに何か」というインタビュー項目を設けておきました。
来年は座談会でこうすけが、またインタビューでユウ君が言うように、また
新しい人材が発掘されることでしょう。というか…期待したいですよね。

個人的には今回組んでくれたKENと青チーに感謝。苦労したよねえ。予選とか。
ただああいう時間があったからこそ、少しづつチームとしての己というものを
知りながら成長し、最終的に完成してたんだと思います。誰がどのキャラ
苦手だとか、そういった部分も最後はみんなわかって動いてたしね。

ウチのチームは絶対的な存在なんていないので、まずは信頼関係を築くところから
始めた感じでした。そういった部分で数多くの予選は糧になってると思います。
あんま早く取っちゃうとそういう部分のバックボーンがないからね。なかなか。
青チーにも平気でスティーブぶつけてたかもしれないし。また勝利の重みが
わかんないんですよ。大会で勝つってのが簡単に思えてしまうとね、終わり。
ほんとこのゲームは油断してたらサクっと死ねる、というか実際予選で
相手先鋒に2人抜きされるとか普通にあったしね(笑 最後の予選となった山形の
時には、茶柱&そのご家族の方々にもお世話になりました。ありがとうございます。
あとはKENさんほんとクルマの運転おつかれさま。山形行くときの高速でいきなり
ハッチバック開いたときはどうしようと思いました(笑 まあもう良い思い出だね。

青チーもタイ旅行から帰って来ていきなりのオファーだったし、ほんといろいろ
引きずり回しちゃうなあとか思ってたんだけど、最終的にはチームメイトとしての
意識も芽生えてて、まあ青チーの日記、上に出てますけどね、ああいうのを
読んでちょっと涙腺が緩んだこともありました。そういう中で最初は感じてた
大会に対する温度差みたいなのも消えてて。まあ山形まで行ってりゃ消えるよね(笑
そんなところでほんと団結力のある良いチームに仕上がったなって思ってました。
ほんとありがとうございました。

最後に書くのはやはりハッタリー&つのに代表される裏方の存在。本戦前から
つのの実況が上手くなったとかそういった部分は感じてましたが、
例えばiPodに各チームの情報メモを入れておきそれを読んでおくだとか、
遠征にも足を運んできちんと情報を仕入れてくるだとか、そういった努力には
感動すら覚えました。
また解説のハッタリーさんに関してはぶっちゃけると僕が推薦したんですが、
「あまり出しゃばることなく、きちんとした知識を持って対応できる」という
条件を見事果たしてくれたのではないでしょうか。スクリーン選抜にした試合が
あまりに一方的だったとか、そういった部分で本人は後悔してましたが
そんなもんどうしようもないですからね(笑 選抜されて頑張れない選手を
責めるくらいで良いんじゃないでしょうか。もしかして僕が壇上で言ったことを
気にされてるんだったら、冗談ですよと言っておきます(笑
決勝の前にちょっと間が空いたんですが、その辺をきちんと会話で埋めてたのは
MCの方のプロならではの技術もあるでしょうが、さすがでした。全てが全て
上手くいったわけではないかもしれないけれど、良い経験にもなったのでは
ないでしょうか。その他闘劇執行役員の鶴巻さんをはじめスタッフの方々も、
ここ見てるかわからないけれど本当にお疲れさまでした。

それからディファの外でうなぎスピリッツのマスラオさんと世間話をしつつ、
北斗の実況をしていたちくりんさんが片付けをしてたのでその応援などして
ハッタリー&つのとマクドで軽く夕食です。まあ今日ほんと楽しかったねー
みたいなハナシをしつつ、有明の夜空にありがとう。良い想い出になりました。

ということで今年の闘劇も終わりです。また来年も種目には挙がると思いますので
頑張りましょう!ここまで読んで下さったみなさんに感謝しつつ、さようなら。


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