■HOME > REPORT > 2004年5月 ディファ有明[闘劇本戦]
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5月5日 (2):準々決勝〜決勝
それではベスト8の面子をご紹介。
■Aブロック
九十九(JIN)…座談会で「九十九は無い」と言われて素切れしてたものの
本日はそれを見返すべく頑張って関東トップ仁ベスト2に入りました。
上がれなかった俺&はとは今度から九十九を様付けで呼ばないといけませんからね。
わかったかいはと。九十九様すいませんでした。同キャラのタケヤマとは
180度異なるベクトルを極めたとも言える、危険な技を振り回すセンスの仁使い。
そのぶっぱなし(読んで出してます!)が壇上で火を吹けば波乱も大いにありえます。
sdz(BRY)…この男が勝ち上がったことにより、鉄拳はこういう
顔じゃないと強くなれないのか!と大いに誤解されることになるであろう、
と言われるほどのマジちょうイケメン。マジイカチー得意の顔プレイで
優勝を目指す。戦前の予想では優勝候補との呼び声も高く、かなりの本命どこだが
ここまでを見ると最初のラウンドを取られてその後まくる的展開も多く、
結構緊張がプレイに出ちゃってるみたいなのが懸念事項。
ここまでこっぴどくネタにさせてもらったので個人的には応援しています。

■Bブロック
垂れ乳巌竜(XIA)…戦前の人気投票でもペットのパンダに負けない
ぶっちぎりの1位。ちなみに人気投票は4位以下がすべて同率と
おそらくすべて1票であると思われる結果。かなり笑えました。
オフィシャル大会優勝、今は無き聖地でのランバト王者決定戦でも優勝2回など、
鉄拳界に金字塔を打ち建てた比類なき鉄拳王。大舞台での強さも証明済み。
ハメコ。の応援を一身に受け、残すは3試合です。いざ2度目の頂点へ。
シゲ(JUL)…渋谷勢の夢をのせて登場。他2名がふがいなくてすいません。
いつも自信しかなくて、負けても負けた気がしないとか言い出す始末。
ほんとに心が強すぎて敵を作る要素しかない博士ことジュリア神。
壇上での初戦は野試合でボコボコにされてるところしか見たことのない
垂れ乳戦なんですが、今日もこの人の自信がやばいのでなにかやってくれそう?
まあシャオvsジュリアってのもなかなかレアで、女キャラで華があるしいいやね。

■Cブロック
たけやま(JIN)…こちらも最近の大会などで大活躍。結果の安定っぷりが
やばいタケヤマ。パンフレットのインタビューではベルセルクかなんかからいろいろ
パクってひどいことになっててまた鉄拳界の印象値を下げることに。
高橋名人もパクってたのは個人的には笑えました。今回ライバルと目すたいぞーとの
対戦はならなかったが、ここで優勝してたいぞーと一気に差をつけたいところ。
アポロ(PAU)…予選大会では初戦でコケたりといまいち安定しませんでしたが、
当日枠ですべりこみの出場決定。その勢いを保持したまま壇上に望みます。
以前はタケヤマにカモられる日々が続いていましたが、ここ最近はやってみないと
わからないレベルにまで到達。個人的には一番鉄拳4に愛されたポール使いだと思う。
ここを超えればポールで頂上も夢ではないので、頑張ってほしいですね。

■Dブロック
マツモト(KAZ)…関西勢でただひとり残ったカズヤ使い。カズヤですからね。
俺の中でキャプと並ぶ、知ってそうでかっけーカズヤなので頑張ってほしいです。
ベスト8の相手はクマリ。前日の西スポにおいてクマリがニーナやめちゃえコールを
浴びるほどのぼこりっぷりを見せただけに、下馬評ではベスト4安定の声が高い。
ただ逆にイカには前日相性の悪さを見せながらも、本日はマツモトさんが勝利してたり
大会ならではの結果も普通に起こりうるため、油断は禁物か。
クマリ(NIN)…野試合ではまさにパンピー並の弱さをのぞかせるが、こと大会となると
いきなりの5タテ事件(MAX最後の5onにて)など、独特の強さを発揮するニーナ使い。
「ウホホウホ」などという負けてから聞くと不快極まりないクマリスマイルが
持ち味で、稼動初期はアイボリーだけで30連勝&そのまま連勝記録(池袋GIGOにて)
など、まさに4のニーナにうってつけの男。その台蹴られ回数は他の追随を許さない。
実は何度かからまれたこともあるそうです。みせみせ過ぎました。さすがはクマリさん。

といったところでしょうかね。まあみんながんばって。良い試合を見せてくれたらと。
さて、サムスピ(ベスト8まで)とギルティ(ベスト4まで)の本戦も行われ、
サムスピではぱんちょがいきなり散ったり、ギルティでは小川がいきなり散ったりと
かなり波乱含みな展開。麦わら(親方)さんもどれみふぁでぐちに負けてしまいました。
まあ相手も相手でしたけども。とれとれを応援してたんですが負けちゃって残念。
しかし雲飛はさすがハメコ。が攻略書いてるだけあって、あのクソっぷりには
感動した。あと塩澤の閑丸がかなり神がかってました。かっこえかった。
ギルティはまったく知らない。でも盛り上がってるゲームはやっぱ客も多くて
何か技が当たるたびにおーとかうえぁーとか歓声がすごかったですね。

この間、準々決勝以降の解説を頼まれたという雷神さんが、
ベスト8のデータ集めに奔走。
いろんな人に解説用のネタを聞いていましたね。
さてついに次は鉄拳4のベスト8〜決勝が行われます。
現在の鉄拳界で一番強いのはいったい誰なのか!?

■準々決勝
各人の入場シーンが観客に対してはやはり最大の見せ場?
「鉄拳ってこんな面白い人たちがやってるんだ〜」と思わせてくれれば、
と思いましたということにしておきます。
ほんとはsdzとタケヤマのお顔を拝見したかっただけなんだけども。

○sdz(BRY) - 九十九(JIN)×
まずsdzの入場シーンが軽く18歳未満閲覧禁止といった装いでびびる。
九十九が試合前に「のびのびプレイ出来たらいいなと思う」とか言ってて
もうぶっぱなす気マンマン。試合のほうはステージはスタチューで
九十九がのびのびと飛び2段を8割弱という驚愕のパーセンテージで当てる
試合展開ながらも、3ラウンド目壁際に追い詰めたものの攻め切れず
体力リードしてたのにまくられてしまい一気にsdzペースに。
最後はsdzが堅く攻めていって3-1で勝利。またあの入場が見れるのか〜。

○垂れ乳巌竜(XIA) - シゲ(JUL)×
アリーナでの対戦。シゲさんの下段捌きが冴え渡り、掃腿やらなんやら捌いて大纏。
さらにのびのびとした天砲や連拳大纏も入ってそのまま1、2ラウンド連取。
ここでシゲさんが下でわめくゴミどもに対し、喜びのガッツポーズ。
さて3ラウンド目。先にシゲさんが画面を見ない天砲でファーストアタックを取るも、
それをいいことに堅くなってしまいましたね。そこにつけ込んだ垂れ乳が
自分のペースで試合を展開し反撃ののろしを上げる。
その後はいつものタイトーの光景が繰り広げられてしまいシゲさん撃沈しました。
やっぱガッツポーズがいけなかったのか。試合中にガッツポーズして勝ったひとを
実はまだ俺は見たことありません。変なジンクスだこと。

○たけやま(JIN) - アポロ(PAU)×
たけやまの入場も座談会で言われてた通りでかなりのポテンシャル。
注目は顔とかじゃなくてポケットに親指だけつっこんで歩いてくるという、
ちょっとジェームス・ディーンを意識しちゃった風アメリカンテイストな
その立ち居振る舞いでした。なんで!?と思いました。
試合のほうはアリーナでの対戦。この試合はアポロが普通に羅刹くらっちゃって
負けた感じ。2ラウンド目だか、開幕投げの後の起き上がりで背面から羅刹くらって
壁コンボあわせて8割近く減ったときは会場からもクソゲーの声でした。
ハメコ。が投げで振り向けば回避出来るのに!って言ってて、
俺はあの状況だといつもあぐらで軽減してて、そんな避け方もあるんだなあ、
って初めて知りました(笑

○クマリ(NIN) - マツモト(KAZ)×
クマリとはここでさよなら。そして夢をありがとうという意見が大多数でしたが、
おっと、ステージはモール。なんでモール?九十九かよ!とか思いましたが、
聞いてみるとどうやら奈落が入っても追い討ちが入らず単発で終わることや、
円形のステージの端をスウェキャン横移動しつづけることで
常にアンジュ下が取れるなど、きちんとした作戦だったようです。
結果クマリの読みはドンピシャで決まり、マツモトさんは技を当てても
そのあと攻めが続かないというかなり苦しい展開に。
クマリが下馬評を覆して勝利。まさかまさかのベスト4。世界のクマリ誕生です。
これが鉄拳ドリーム。親子丼5杯は余裕、ちょっと太めのロマンチストことクマリは
どこまで遠くへ行ってしまうのでしょうか。入場時には「かわいい〜」の声も。
よかったね、クマリ。

■準決勝
入場時のコメントではほとんどが「何故!?」とそーてんさん思っちゃうくらいに
普通のコメントのオンパレードで、ここでぶっぱなさないで一体どこで!?と
思ったんですが、まあ上がれなかったもんが何を言ってもしょうがない。
さてさて試合は準決勝に移ります。このベスト4を当てた方はすごいと思います。
3人までは当たると思うけど、ここにクマリがいる衝撃。クマリはがんばったんだぜ!

○垂れ乳巌竜(XIA) - sdz(BRY)×
シャオにはかなりの相性の悪さを見せるブライアンなんですが、
sdzは研究に次ぐ研究(ヒマ人)で覆そうとしてきました。努力の人sdz頑張れ!
アリーナでの対戦。3ラウンド目に壁際での両Kがばいーんと当たって
先にsdzが2-1のリーチをかける展開。会場は垂れ乳ついに負けるか?と
ヒートアップしましたが、そこから底力を見せた垂れ乳がまくりました。
sdzがシャオの掃腿を捌いた時、確定のはずのヒザが距離の関係でスカったんですが
そこに括面入れてたケン坊が印象的でした。これはジュリオさん情報によるとどうやら
前日「sdz確定!」とかいって練習してた模様。鉄拳王はほんと恐ろしいですね。
ベスト8の試合から通じて2度のマッチポイントをはね返した垂れ乳の勝利。

○たけやま(JIN) - クマリ(NIN)×
入場時は普通?というかさっきよりクマリスマイルが軽く引きつってて、
結果凄まじいことになっていました。面白かった。たけやまは何を聞かれても
「まあ…がんばります」とか、「はあ」「へえ」などという最近の若者にありがちな
かったりーぜやってらんねーぜ的覇気のない受け答え。(誇張して書いてます)
「勝ってるから楽しいです…」って言ってたし、本人は楽しんでた様子です。
下で見てた俺とかシゲさんはもう見てらんなくて、「笑えタケヤマ!」とか
ヤジっててほんとすいません。DVDに声くらい入れたかったんですよ
悲痛な叫びでしたー。身内だとやっぱテンション上がっちゃうなあ。
二人で口裏合わせてたのか、試合前に「握手を」と言われていきなり抱擁しあう姿は
会場の微笑みを誘い、緊張した空気を和ませましたね。さて試合開始。
ステージはまたもクマリステージのモール。たけやまがぶっぱ飛び2段で
クマリを浮かす姿には往年のメンスト17号vsぷーさんを思い出しました。
スウェキャンがひっかかるからすごい有効なんだよね、あれは。
当時見たときに、ああ、やっぱ17号の対応力はすごいなあと思ったものです。
そんな感慨にふけっていたらたけやまが勝利してた。クマリは今日の敢闘賞!
ほんと頑張ったよクマリ。お疲れさまでした。

■決勝
キャラ的には仁vsシャオと史上最強の痴話ゲンカといった組み合わせに。
さてアリーナのBGMに乗って2人が入場してきました。
タケヤマ「勝つ自信はあります」
垂れ乳巌竜「負けるビジョンが見えない」
双方とも威勢の良いコメントが飛び出し、いざ頂上決戦です。

○たけやま(JIN) - 垂れ乳巌竜(XIA)×
やばい。一番覚えてない試合。また2本取られたケン坊がまくるかなとか
思ってたら、そのまま負けちゃいました。ハメコ。が一番苦そうでした。
試合後にブシューとかステージ4隅からスモークが吹き上がったんだけど、
これが俺もうかなりびっくりして試合内容全部吹っ飛んだ。
タケヤマはガッツポーズしてました。でもあれびびったよね?

さて、勝利者インタビューでタケヤマが「嬉しいです」的なコメントをしたあと、
MCのマイクは準優勝の垂れ乳に向けられます。

MC「負けちゃいましたが…」
垂れ乳「いやっ。。。レ。。。レバーが。。。

この状況でこんなこと言うのを見たのは初めてで、いやー至高の言い訳でした。
まあおそらくネタだけど、1/4くらいは本気そうでしたとさ。タケヤマおめでとう。
というわけでトーナメントは以下になります。




決勝のあとはMCと実況をやった紅緒さんの総括が。
そんな感じで本戦は終了。次はベスト4のインタビューをお届け。>>


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