■HOME > REPORT > 2004年7月 WIRE04
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7月17日 初WIREですよ
さてさて今日はWIREです。行くの初めて。
えーと、わかんないひとのために説明しとくと、
WIREってのは電気グルーヴの石野卓球がオーガナイズする
国内最大の屋内レイヴです。今年で5回目の開催となり、ブッキングされる
DJやアーティスト、またその規模においても世界的なレベルにある
パーティーと言えるでしょう。
みたいな感じでいいのかな。とりあえずまあWIRE10までには
いっぺん行こうとか思ってたけど04で早くも行くことにしました。
そもそもEP(エロパンツさん)と一緒に行こうねーとか言ってたんですが
前日にヤノさんと行くことが決定して3人に。
ヤノさんは関西のDJテッケナーです。

えーっと、まずは読まれる前に注意事項をば。
ここから展開されるコンテンツはエレクトロミュージックだとか
クラブミュージックといったものに興味のない人には全くのクソである
コンテンツであることも前もって宣言しときます。
あと曲についてはわかるもんしか書けないため、分かる曲がかかんなかったら
そのDJかなり扱いがぞんざいになってたりしますんでご了承ください。
世がロケテでわいてる時にすいませんね。結局行きませんでしたー。
はいそれではどうぞ。


並びっぷりがやばいです。
さてまずは現地に到着。会場30分前に着いたんですが舐めてました。人の並びっぷりにびびる。
他の2人はまだ到着してないようなのでとりあえずグッズ売場でTシャツとタオル購入。
それからEPとヤノさんが到着。まあいきなり頑張るのもあれかっつうことで初めて会ったしオープニングのタサカは捨てて近くのファミレスで親ぼくを深めることに。ここでいきなりあせらないあたりが知ってそうでいいよね。

俺とEPは月曜が祝日なの知らなくて土曜だけにしようとか言ってて、後で祝日って知って後悔したんですが(それでも会場で2日目の券普通に売ってました)、ヤノさんは2日とも行くとの話。
さてEPに俺が買ってたチケットを渡したら
「あれ、これ2DAYSって書いてますよ?」
ということでチケットを見ると確かにそう書いてある。

うーむ。これはもしかして。ということでヤノさんの正規の2DAYSチケットを見せてもらったらなんか色がちょっと違う。ほんのちょっとだけど。あと文言が多少違います。
なるほどこういうとこで見分けるんだよ〜とか納得していざ入場です。
「えーっとこちら2DAYSチケットになるんであちらの入り口からになります〜」


なに?なんですって?

えっちょっちょっとまってということで2DAYSの入り口から入ったら
なんか普通に応対されて2日目のチケットくれました。なにこれ。
えーと、つまりですね。


俺とEPは1DAY分の代金(\10,000)しか振り込んでないんですが
何故か届いたのは2日券でこの時点で2日目はタダ確定


ということでして、これでROK(2日目)も見れるしオービタル(2日目)も見れるし
卓球(2日目)も見れるという素晴らしいプレゼントだったようです。やっぱ通販だよね!
ヤノさんは正規で店頭で2日券購入(\19,800)でして、こんなバカなことが
目の前で起こった以上ここで軽く関東と関西の鉄拳情勢に早くもヒビが
入ろうとしております。なんてことをしてくれたんだ岩盤(通販頼んだトコ)。
という嬉しいハプニングもありまして、
入場後は荷物をクロークに預けましてメインフロアのほうへ。
タサカが後半入ったあたりだったと思います。


■7.17[SAT] : segment1/18:00-22:00

メインフロアその1。
タサカ*1はかっこよかった。ほとんど見れなかったんだけどいろいろテクってて、さすが元ヒップホップ。かなりアッパーで踊れる展開で暖気運転にぴったり。それからANTHONY ROTHER*2のライヴを見てちょっと休憩。

9時に電気*3のライヴに備えてちょっと集まろうと言ってたんでMICHEL DE HEI*4を適当に流しぶらついてたんですが今思えばセカンドのシン・ニシムラ*5行けばよかったなと。[PLUS]よかったもんねえ。気付いてみればライヴステージ前のGブロックはもう人がいっぱい。ゲーこれが電気効果ですか。
そろそろ入場規制すら始まりそうな感じだったので急遽他の二人を集めて移動するも、Gブロックは取れずにWブロックの最前列あたりになってしまいました。
おっと、この後メインフロアの場所を説明する際にこのブロックという概念は必要ですんで、会場マップを見ておいてもらいましょうかね。


これがメインフロア図。DJ最前列はCブロック、ライブ最前列はGブロックですね。
写真のボール型をしたスクリーンの下あたりがWブロックになります。
チケットを買った際にブロックは個人個人に割り当てられ、原則として移動はダメよみたいな感じらしいんですが、まあそんなこと言っちゃ楽しめないってのは暗黙の了解で主催側もわかってて、移動しようがなにしようがまったく何も言いません。
あとは2階にメインの10分の1ほどのキャパですがSecond Floorが。メインとは全くの別進行となっており、客は見たいほうのフロアへどうぞといった感じになっています。

さておバカなイントロ+VJに乗って電気登場。面白すぎた。
ピエール瀧はセグウェイで登場してましたね。電気ビリビリや虹で大盛り上がり。
あとは場内全員で富士山の大合唱したりしました。


■7.17[SAT] : segment2/22:00-01:00

セカンドフロアにて。
セカンドはDJがわりと近くて写真も撮れるんだけどなあ。
さてまあこのへんの時間帯はとりあえずケン・イシイ*6はまた来年ということに決定。琉球*7からムラー*8といってゾンビ*9みたいなコースで回ろうと思ってたので、セカンドフロアのほうに移動。トビー・ノイマン*10のDJ中でした。
トビー・ノイマンは肌が合わなかったのか微妙な印象。イマイチ踊りにくかった。んで特に個性があったわけでもなくみたいな。とりあえず鉄柵の近くに陣取って琉球待ちです。とかいって俺初めて聴くんだよねえ。最近やたら名前を見るのでちょっと見ておきたかったわけで。

琉球のステージは曲名全くわかりませんがすさまじくノリノリな印象。なんか小さい太鼓みたいな打楽器持っててちょっとゆずを思い出してしまいましたがお祭りビートでしたねえ。BPM早いしハードでした。盆踊りみたいな踊り方とか、沖縄の民族舞踊カチャーシーみたいな踊り方してるひととかいろいろいました。俺も手は盆踊り系。ははは。ノリノリ。VJも沖縄ロケでもしたのかってくらい沖縄でなかなか面白かった。むしろこれは九州つながりでノった感じかな。

次に出てきたのはフランク・ムラー。僕はもうこいつがすごい好きなんだけど琉球終わって人が微妙に減ったのでそのまま最前列まで行ってちょっと踊る。クソ楽しい。やっぱり[Silky / ROK]とかかかって期待通り。来たー!みたいな。ハッピーでした。しかしもう疲れがわりとピークだったので30分くらい踊ってから外に出ました。


メインフロアその2。
さて次はゾンビということでちょっと休憩してから
メインフロア、ライブステージななめ前のHブロックへ。
出ましたゾンビ!マスクかぶってました。
そしていきなりの[Kern Kraft 400]!
俺は福岡にいたとき友達にこの曲を聴かされて一発でファンになったわけですが、ゾンビー!もうそーてんさん嬉しくて絶叫してしまいましたー。場内もさすがにこの曲には盛り上がる。

その後はダークな変態エレクトロが展開され、マイクを手に取り歌いまくってたりといかにもゾンビネーションらしいステージに。ブリブリいってました。
最後にはすごい踊りにくそうなコスチュームに身を包んだダンス隊まで出てきてゾンビも一緒にダンスしたりともはやミセミセすぎてびびる。
ということで初の生ゾンビはとってもエネルギッシュで素敵でした。


■7.17[SAT] : segment3/01:00-Last
さてこの日見たいのはもうラストのウエストバム*11くらいで、
あとはわりとどうでもいいとか思ってて、それでも体力残ってれば踊るんですが
いい加減ヘタってきたのでHELL*12で20分ほど踊ったあと
EPを召還して休むことにしました。
というわけで休んでるときに撮ったスナップやらをどうぞ。

エロパンツさんでーす。

そーなんとかさん。

2F通路。場内はもうこんな感じで座っても寝てもOKって感じでした

3Fのスタンドも解放されてましたね。これはDJブースの裏から撮影。

初日のテーマカラーはオレンジ。

バカですいません。

さて時間は3時を過ぎまして、メインフロアでは
MARCO BAILEY*13が回してますね。
しかしまあ俺とEPはほんとこの時間帯死んでて、3Fで寝てました。
思い出すのは何故かラグビー部の合宿での午後の試合の時間帯。



みんな寝てます。
他にもこの時間帯がいちばんきつい人って多かったようで3Fにはマッサージ屋やフットバスなどリラクゼーション施設があるんですが待ちまくり。まあ金ねーし行かないけど。しかも待ってる人がすでに寝てるとかけっこうありえない修羅場で、マッサージ屋がさながら野戦病院の様相を呈していましたね。

ダイエットだーとかは思ってないけどなんとなし水しか飲んでなかったのが災いしたのか足が重たい。もうエネルギーがありません。今さら食ってもそんまま寝て終了っぽいしやめた。
とりあえず4時からのウエストバムに備えてひたすら横になりました。ただ本寝しちゃうともう起きれない気しかしなかったので、とりあえず意識だけは起こしておくことに。でもまあ屋外レイヴだと疲れたからそのへんでごろりってのは当たり前だけど、屋内だからねえ、こういうのあるのかちょっと心配してたんですが普通にOKでよかったです。

さて時間が迫ったのでメインフロア、Wブロック最前列に移動。
階段がかなりきつかったですがついに初日のトリ、ウエストバムの登場です。

ウエストバムはもうパフォーマンスバリバリで、まあそーてんさんは疲れてて
もはや踊る要素なかったんですが見てても楽しかった。
後ろの客とかが「バムかわいい〜」とか言ってましたがほんとそんな感じ。
かわいかったです。


初日終了後のビジョン。
最後はレコードをフロアにほうり投げ自らもDJブースから飛び下りて足をくじくなどなかなか熱い展開。まあこの後外でクロークの荷物受け取りに行ってるときに救急車が来てて3人で「バムじゃないのはははー」なんて言ってたんですが、ほんとにバムだったらしいです。神ですな。まさにゴッドファーザー。

テクニックとか選曲とかとはまた別の部分でうまいなあって思いました。ある意味極まってるなって。
いや、そういうのは大事だと思うんですよ、オーディエンスとの対話というのかな、そういうのをすごく大事にしてる感じがしたんですよね。本人はただ楽しんでるっぽい部分も絶対あるんだけどね。まあそれにしてもあのダイブはびっくりした。地上3mくらいかな。終了はアンコールを含めて5時半くらいだったと思います。

さて最後に集合して3人で写真を撮りました。これはまあ日記で使おうかな。ヤノさんはウエストバムのときBブロックあたりでガシガシに踊ってたようで、体力すげーと思いました。すごい楽しかったけどまあ初日ってことで途中でなんか食ったほうがいいとか短パンで来たほうが動きやすくていいなとかいろいろ反省もあり。明日はより楽しむことを念頭においてそのへんの課題を克服していけたらと。


まあタダ券だけど


というわけで18日のレポートへ続く。>>
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